河口浅間神社

古木のイノセントな瑞々しさに心震える


夏の旅に、アトピーに良いという霊泉にとまり

その足で河口湖へ。


しかし暑い!景色は涼しそうですが、

日陰にいないとおかしくなってしまいそう…


暑さから逃げこむように訪れたのは、

河口浅間神社です。



山梨甲府方面から下道で帰ってくるときいつも通る

御坂道沿いにあります。

以前暗くなってから鳥居まで来たことがあり、

いつかはちゃんとお参りしたいと思っていました。



古そうな石段をあがります。


拝殿は歴史を感じさせる佇まい。

横に広がる拝殿の様式が好きです。


祭神は

浅間大神(アサマオオカミ)

木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)とも。


社記によれば、

天津彦彦火瓊瓊杵尊(木花開耶姫命の夫神)

大山祇神(木花開耶姫命の父神)の両神を相殿に祀るとする伝えもあるとのことです。


貞観6年(864年)に始まった富士山の噴火鎮祭のため、貞観7年(865年)に浅間神を奉斎したのが始まり。

いったい、どれくらいの人がお参りしたのでしょうね。

その歴史のヒトコマに自分がいるのを感じます。


鎮守の森に入ると、近代的なものが目に入らなくなるのがまた良い。

この場のエネルギーに思う存分包まれます。


裏にまわると…

七本杉…と言われる天まですっくと伸びる

美しい大木に出会いました。

その七本のうちの夫婦杉。寄り添っています。

そしてこちら・・・7号杉というのはちょっと色気がないですね

『天壌杉 御柱杉ともいう』

御柱杉の名が個人的に好きです。


私たちが想像できないほど長い長い月日を

悠然と生きて来たはずなのに、

まるで子供のように生き生きはつらつとしたエネルギー。

若々しく瑞々しく、何よりも純粋。

こんな気持ちにさせてくれる木が今まであったかなと。

本当に衝撃に近い感動でした。

娘もこの杉が一番気に入ったようで、

まぶしげに見上げた後、手を合わせ、

長い時間目をつぶっていました。



今まで私の中で河口湖は、

御坂みちの途中のちょっと開けた所(笑)


下道で山梨へ行く街道イメージが強いのは

若い頃から遠出マニアだったサガですが、

まだまだ知らない素晴らしい場所が沢山あるんだなあと。

でもきっと、来るべき時に来ることが出来るのかも。

それも、ご縁ですね。



そうそう、霊泉から河口湖へ降りるまでの何でもない街角で

美味しいパン屋さんを見つけました。


お盆だったからか、大きなプレートにたくさんのサンドイッチが盛られて冷蔵庫に入っていました。

里帰りした家族みんなで食べるのかな?

おばあちゃんが頼んでおいてくれるのが、子供たちは楽しみにしていたりして!

なんて妄想膨らむ光景でした。


わたしたちもコッペパンや素朴なドーナツを購入。


朝ごはん食べたのに、おいしいったら!(笑)



霊泉と河口浅間神社とあのパン屋さん、

セットでまた来ようねと家族で話しました。



とても詳しいサイトを見つけました。

歴史を勉強して、また行きたいです*


山梨県南都留郡富士河口湖町河口1

鬼丸織江*聖地巡礼

新しい試み 実際に訪れたエナジープレイスを紹介していきます。 少しずつ記事を増やしていきます。